「憩」を求めて

台風はえらくのそのそと通り過ぎ、南の方は本当に大変なことになっていると聞きますが、ここ京都・西院はようやく雨も止み、そして驚くほどに涼しい風とともに分厚い雲は遠くへいってゆきました。

今日はひさしぶりに外出しました。
それもなかなか家を出るまで時間かかっちゃったけど…。

少しだけど母親に会い、それから近所をぶらっと。

新居のあたりはとても利便性に富んだ場所で、それは旧家もなかなかの立地ではあったけど、スーパーはすぐ隣だし、カフェもあるし、大型のショッピングモールも徒歩圏内、そしてスタジオも近い。
何より駅が前より格段に近くなったので、なんでもたいがい揃うし、大阪へも行きやすくなった。

もう十年以上も馴染みのある町だとはいえ、やはり住んでみるとまた違う顔があっておもしろい。

ただ、難点がひとつ。


「憩」がない。

このブログでもちょいちょい触れているけれど、そう、喫茶「憩」。

僕にはとって唯一無二、全てをリセットしリラックスさせてくれる最良の空間、それが「憩」。

ただ漫画を読み耽り、ただ煙草をくゆらせて、腹が減ったら日替りを頼み、ものを書き、気の合う人と語りあい、ネットをしたり、雨宿りしたり、ぼーっとしたり、たまに居眠りしたり。。


BGMもなく、誰にも邪魔されず、ただただ落ち着いていられる場所。


そんなとこ、そうそうあっては困るんだけど、我儘なのか、やはり新しい土地にきて、またその面影を探してしまうのです。



家に帰るよりまず立ち寄ってしまう、そんな喫茶店。


西院界隈にもカフェやスタンドや喫茶店は数多くあります。

その中でも、僕のことを知っていてくれて快く迎え入れてくれるとこも何軒かあるんです。

もちろん、これからの付き合いでぼくにとっての新しい「憩」になってゆくことこともあるだろうし、そうなるはず。


でも、なんていうかな、アノ感じはなかなかないんだな。

ダメやな、そんなふうに過去をひきずっていてもなんも進歩しないのはわかっているんです、はい。


ほんとうに1人にならなきゃいけない時間がある。

でも家にいるとなんかダメなんです。


そういうときにいられる場所をつくらなきゃいけない。

もちろん、珈琲はある程度美味しくあってほしいけど。
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by sistelick | 2011-09-05 21:40