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フェルナンド・カブサッキ×勝井祐二×山本精一×senooricky

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https://note.mu/katsuiyuji/n/nf2a36bccc37d

リンク先にある勝井さんの文章の中に登場する"切石智子"さんとはおそらく2度ほどお逢いしたことがあり、とある知人を介して先斗町のお好み焼き屋さんで複数人で食事をしたときのことを良く覚えています。
当時僕は20歳。
気さくなお姉さん、といった感じで、
その時にポータブルプレイヤーでカブサッキや他のミュージシャンのまだ見ぬ音源たちをニコニコで僕に聴かせてくれたことを今でも良く覚えています。

そして、
それから1年が経ったかどうかの頃、
知人伝に切石さんの訃報を知りました。
僕はただあの場に居合わせただけのただの若僧でしたが、
音楽欲溢れる当時の僕とってはあの日の飲み会がとても印象深い出来事だったので、
しかもまだ訃報というものに慣れていなかったこともあり、
相当ショックを受けたことを覚えています。

それからまた後の事。

ある日いつものようにCDショップに赴くと
"TROPICALISMO ARGENTINO"
というCDが目に付いた。
アルゼンチン音響派のV.A。
僕は速攻でレジに運んだ。

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そして、今でも良く聴いています。

ライナーノーツの最後に、
切石さんについてのコメントがしてあるのを見て、当時僕は何かぶるぶると震えるものを感じました。

もう10年も前のこと。

音楽なぞやっていると、いろんな人と点と点で交わったりすれ違ったりするもので、
今になってみないとわからなかったことですが、
こんな風にあのときの点がここに結ばれたりするものなのかと思ったりもします。

そんなことが、もう今年35になる歳ですが、
何かしら続けていけばバシバシと繋がってくるものなのです。不思議なことに。

あのとき胸をときめかせて聴いていたフェルナンド・カブサッキと、
そして予てより憧れだった山本精一さんと勝井祐二さんと、
今週末4/9(土)に一緒に演奏させていただきます。

畏れ多いことですし、僕みたいなウタモノ専門ドラマーと化しつつあったノーテクドラマーで何をどうしろというのかと今でも散々頭を悩ませていますが、
誘われて承った以上もうどうしようもないので、
彼らと音を出せる喜びを最大限音にしたためたいと思います。

みなさん是非ともお越しください。


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2016年4月9日(土)
京都 UrBANGUILD
<出演者>
フェルナンド・カブサッキ gt
勝井祐二 vn
山本精一 gt
senoo ricky dr

w/数えきれない

OPEN 18:30 / START 19:30
adv.3000 yen + 1drink / door.3500 yen + 1drink
by sistelick | 2016-04-07 02:03